Fundsが大口*投資家向け年利5%超**米ドル建てファンドの取扱いを開始〜国内企業の米ドルファイナンスの新たな選択肢に〜

固定利回りの資産運用サービス「Funds（ファンズ）」を運営するファンズ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：藤田雄一郎、以下 当社）は、株式会社ADワークスグループ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：田中秀夫、東証プライム2982、以下ADWG）を借り手企業とした大口投資家向け米ドル建て私募ファンドを取扱い、6月16日付けで組成に至ったことをお知らせいたします。

今後、国内企業にとって調達手段が限定的である米ドルの新たなファイナンス手段として、数十億円から100億円を超える規模での活用を目指します。また、投資家にとっては、米ドルでの運用により通常のFundsと比較して高い予定利回りを期待できるだけでなく、事前に希望の投資金額を予約することにより、予定した金額でファンドを購入することができるようになります。

*10万米ドル単位　**税引前

日本企業における海外事業資金のファイナンス課題

現在日本では、企業の運転資金や成長資金として融資や株式・社債等の発行により日々のファイナンスが行われていますが、海外での事業展開のために米ドルでのファイナンスを行おうとした場合、その手段は限定的で、例えば公募社債等の発行にあたっては格付けの取得やグローバル規模に耐えうる大きなロットでの発行が必要になるなど、海外事業を検討する企業にとっては課題の一つとなっています。

大口投資家限定ファンドでは、日本企業が国内の投資家からFundsを通じて間接的に米ドルを調達をすることで、海外でファイナンスを行うよりも低コストで機動的なファイナンスが可能となります。

また、これまでFundsでは個人投資家を中心として募集をおこない、1ファンドあたり1億円〜10億円前後のファンドを組成してまいりました。今後、大口投資家限定ファンドを組成することで、1ファンドで数十億円〜100億円超のファイナンスも可能となります。

本取り組みの概要と今後の展望

本取り組みでは、法人・個人問わず1口10万米ドル以上での投資が可能な大口の投資家と、米ドルのファイナンスニーズのある企業のマッチングをFundsが行い、少数の投資家に向けたテイラーメイドタイプのファンドとして成立させます。

ファンドの予定利回りは組成時の米国金利をベースに決定し、運用期間は2-3年前後を予定しております。投資家は、米ドルで投資を行い、分配金・満期の償還金を米ドルで受け取ることができます。

また、これまでFundsでは、先着募集・抽選募集での申し込みを受け付けておりましたが、先着募集ではファンドの募集状況により、希望の金額を満額投資できないという声も頂戴しておりました。抽選募集では上限100万円という制約もあります。大口投資家限定ファンドでは、事前に予約を受け付けるため、あらかじめ予定した金額で投資をしていただくことが可能となります。

Fundsでは、今後日本から海外に進出して事業展開をおこなう企業にとって、ファイナンスの選択肢が増えることにより、グローバルで活躍する企業の数が増え日本経済が活性化していくことを応援したいと考えております。

本件について、ファンドの発行条件や購入条件等については以下の窓口よりご連絡ください。 https://funds.jp/contact：担当/新才宛