貸付投資の「Funds」を運営するファンズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:藤田雄一郎、以下「当社」)と、株式会社みずほ銀行(頭取:藤原 弘治、以下「みずほ銀行」)は、顧客紹介に関する業務提携契約(以下「本契約」)を、8月13日に締結いたしました。この度の提携により、みずほ銀行の法人顧客に対して当社が提供するファイナンスを活用した新たなファンコミュニティ形成施策を提供してまいります。
「Funds」は資産形成したい個人と資金調達をしたい企業をウェブ上でマッチングするプラットフォームです。“貸付ファンド”という仕組みを通じて、個人は主に上場企業やそのグループ会社に対して貸付投資(※1)を行い、分配金を受け取ることができます。企業は直接個人から負債性の資金調達ができることに加え、個人とつながることで事業やサービスを応援してもらうことが期待できます。
※1:貸付投資...企業間の貸付に対して行う投資
昨今の新型コロナウイルス感染拡大を受けて、企業は営業自粛、国内外の移動制限、業務体制の変更などによる多大な影響を受けています。財務省の調査によると、感染拡大により全産業の約8割が事業への「影響あり」と回答しており、約4割の企業が「生産・販売計画の見直し」を迫られています(※2)。
※2:財務省 財務局調査『 新型コロナウイルス感染症による 企業活動への影響とその対応』 (2020年4月)
先行きの見通しが難しい経営環境であることに加えて、人々の価値観が大きく変化していくWith/Afterコロナ時代において企業が継続的に成長し続けるためには、これまでとは異なる新たな価値観に即した財務戦略・営業戦略が求められます。そのひとつの解となり得るものとして我々が考えているのが、個人を対象とした資金調達であり、ファンコミュニティの形成です。
この度の当社とみずほ銀行の業務提携は、With/Afterコロナを見据えて財務安定化および事業成長を志向する企業に対して、「Funds」を活用したファイナンスとファンコミュニティ形成を組み合わせた新しいソリューションを提供していくものです。企業は個人投資家を対象とした新たな資金調達チャネルの獲得ができることに加えて、個人投資家との接点を持つことができ、双方向のコミュニケーションを通じて、自社のファンになってもらうことを期待できます。この一連の仕組みを“FinCommnuity Marketing(フィンコミュニティマーケティング)”と銘打ち、幅広い企業に提供して参ります。
“FinCommunity Marketing”はFinance(ファイナンス)とファンコミュニティを組み合わせた新しいファン形成のためのマーケティング手法です。企業が求めるファン像や目的に応じてオリジナルファンドを組成。2万人以上の優良投資家ネットワークを持つ「Funds」の貸付投資プラットフォームにて募集することで、投資をきっかけとした企業と個人のファンコミュニティを形成します。
個人は投資を通じて分配金を得られることに加えて、お得なクーポンや商品開発者との食事会、プロジェクト進捗共有ミーティングなど、様々な投資家限定イベントに参加することができます。
企業側は、それらの取り組みを通じて企業理念や商品へのこだわりなどを伝えることができ、また商品やサービスに対する意見や要望を受けとる機会を得られます。個人と企業が同じ方向を向き、相互理解を深めていく中で企業は個人が自社のファンになってもらうことを期待できます。実際に、Fundsを利用する個人投資家の約9割が投資先企業やその商品に対して好感を持ち、応援したくなる(※4)と回答しています。
新規店舗出店での実例では、投資家を集めた新メニュー試食会の実施や優待のついた投資家限定カードの発行で、お客様とのエンゲージメント向上につながる取り組みを実施しました。
新型コロナウィルス感染拡大により、先行きの見通しが難しい経営環境下で、企業の活動を支えるファンの存在は企業の経営安定化にも貢献すると考えられます。“企業と個の関係”が重要視されるニューノーマル時代において、ファイナンスとファンづくりを組み合わせた全く新しい次世代型マーケティングモデルで個人と企業の関係づくりを支援してまいります。
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