固定利回りの資産運用サービス「Funds(ファンズ)」を運営するファンズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:藤田雄一郎、以下 当社)は、2025年5月1日より、新たに特別参与として大橋 俊安氏が参画したことをお知らせいたします。
大橋 俊安(おおはし としやす)。早稲田大学大学院理工学研究科修了(工学修士)、ピッツバーグ大学大学院修了(公共国際問題学修士)。
信越化学工業、大和総研を経て、2001年より大和証券にてクレジットアナリスト業務に従事。長くチーフクレジットアナリストとして活躍。日経ヴェリタスアナリストランキングでは、クレジットアナリスト部門で2010年以降5位以内をキープ、2020年から5年間は連続2位。2011年より金融市場調査部長、2020年より同理事。2024年4月より大和総研に転籍。2025年5月1日より当社に参画し、特別参与に就任。日本証券アナリスト協会認定アナリスト、日本ファイナンス学会会員、千葉商科大学大学院会計ファイナンス研究科客員教授。
社債市場の活性化が企業の資金調達の多様化と「貯蓄から投資へ」の実現に寄与するとの確信を抱き、2024年9月『社債市場の未来〜資金調達と資産運用の多様化に向けて』(東洋経済新報社)を上梓。私的な勉強会として社債市場懇談会を主宰している。
2025年5月1日付けで、ファンズ株式会社に入社しました。銀行ローンを通した間接金融偏重の日本の企業金融(デット・ファイナンス)を是正し、直接金融の拡大を通して上場企業の資金調達の多様化を、そして、預金か株式投資かの二元論で語られることの多い投資家の資産運用の多様化を実現することは、私のライフワークです。このライフワークの実現を成し遂げることができるのは、ファンズ株式会社だと確信しています。
上場企業と投資家を直接金融で結ぶファンズ株式会社が提供する金融サービスは、日本の企業金融、そして資産運用を劇的に変えるポテンシャルを秘めています。
株式を上場し、決算短信、有価証券報告書などで財務・非財務情報を公開している企業群であれば、銀行に情報生産機能(信用リスク審査)を委ねる間接金融のみに頼る必要性はありません。なぜなら、商品特性としてよりリスクの高い株式を個人投資家も含めた投資家が、こうした公開情報をもとに売買している事実があるからです。しかし、上場企業の直接金融を通したデット・ファイナンスは、格付主義が根強く残っていることもあり、まだそれほど広がっていないのが実情です。
「貯蓄から投資へ」とのお題目は、貯蓄(預金)を株式投資へ移す意味で唱えられます。しかし、ローリスク・ローリターンの預金をハイリスク・ハイリターンの株式に一足飛びに移すのは容易ではありません。それよりは、2,000兆円を超えるまでに増加した家計金融資産の過半を占める預金を、ミドルリスク・ミドルリターンのデット商品にまず移し、「貯蓄から投資へ」の架け橋とする方が理にかなっています。足元のボラティリティが高まった株式市場、そしてデフレを脱却し金利のある世界に転換した金融環境もデット運用商品の必要性を物語ります。
クレジットアナリストとして直接金融、公募社債市場に長く携わってきた経験を活かし、ファンズ株式会社の革新的な金融サービスの更なる発展・拡大に貢献し、「未来の不安に、まだない答え」を導きだします。加えて、拙著『社債市場の未来』で思い描いた未来の実現ができればと思っております。
当社は「未来の不安に、まだない答えを」をミッションに掲げ、2019年1月にFundsをリリースして以来、日本社会におけるお金の課題に向き合い、投資家に対しては新たな資産運用手段を、企業に対しては新たな成長資金調達手段を提供してきました。これまで520本を超えるファンドを組成し約900億円の募集を行い、元本毀損・分配遅延は0件(※2025年4月末日現在)と、金融事業の運営に必要不可欠な「信頼」を着実に積み上げてきました。
サービス開始から6年あまりで紡いできた実績と信頼をもとに、商品・機能に一層磨きをかけ、「国民的な資産運用サービスを創る」というビジョンを達成したいと考えています。具体的な打ち手として、海外展開の本格化、金融事業と不動産事業のシナジー追求、審査工程のAI導入、積立運用・セカンダリー機能の実装等のメニューがありますが、上場企業を借り手とする商品の社債化を最優先プロジェクトの一つと位置づけています。
社債を中心としたデットファイナンスの総合プラットフォームとして国民的な資産運用サービスのポジション獲得を目指し、大和証券で長年チーフクレジットアナリストとしてご活躍され、まさに当代における社債の第一人者ともいうべき大橋さんを迎えられたことは、当社にとって大変な幸運です。
大橋さんをはじめ、各分野のプレイブックを持った素晴らしいメンバーが続々と当社グループに参画してくれています。素晴らしいチームを預かるグループCEOとして、当社が掲げるビジョンの達成に一層コミットしてまいります。
固定利回りの資産運用
Funds(ファンズ)
固定利回りの資産運用 Funds (ファンズ)は、ファンズ株式会社が運営を行なっております。
※固定利回りとは、ファンドの利回りが募集時に定められていることを意味しており、利回りを確約するものではありません。
ファンズ株式会社 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3103号
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