ジャムコファンド#1

株式会社ジャムコ（東証プライム、証券コード： 7408）は、「ALWAYS FLY TOGETHER」をコーポレート・スローガンに掲げ、旅客機用ギャレー(厨房設備)、ラバトリー(化粧室)、旅客機用シート、航空機搭載機器、炭素繊維構造部材を主体とした製品や航空機器等を製造・販売しています。

また、リージョナル機、中小型飛行機、ヘリコプターなどの機体整備及び改造、並びにこれら航空機に搭載される装備品の修理等に関する役務の提供などを手掛ける事業を展開しています。

同社に加え、子会社7社、関連会社2社、その他の関係会社2社でグループが構成されています。また、大株主には伊藤忠商事株式会社（持株比率33.37％）、ANAホールディングス株式会社（同20.02%）などがいます（2024年3月末時点）。

主な顧客は国内外の主要エアライン、ボーイング及びエアバスなどの海外航空機メーカー、国内の航空機器・機体・エンジンメーカー並びに防衛省、海上保安庁等の官公庁です。

強みは「製造」と「整備」

ジャムコの強みは、航空機に特化した技術を主軸とした「製造」と「整備」です。

現在の主力製品は、航空機内で使用される「ギャレー」と「ラバトリー」を中心とする航空機内装品で、航空機の内装品分野で世界的に有力なポジションを確立しています。

また、炭素繊維構造部材を主体とした製品や航空機器等の製造を行っています。

独立系整備専門会社としては60年以上の実績を誇り、防衛省や海上保安庁などの官公庁向けに中型・小型航空機やリージョナル機の整備、改造等を行っています。

ジャムコは、航空機内装品事業で培った技術をもとに、機器製造、整備の機能をあわせ持ち、航空機の客室全体を統合的にプロデュースできる「トータル・インテリア・インテグレーター」として、事業を４つの分野で構成しています。

• 航空機内装品等製造関連

• 航空機シート等製造関連

• 航空機器等製造関連

• 航空機整備等関連

航空機内装品等製造関連

ギャレー、ラバトリーを主体とした製品製造と販売を行っています。国内外の主要なエアライン、ボーイング及びエアバスなどの航空機メーカーを主な顧客としています。

航空機シート等製造関連

航空機用シートを主体とした製品製造と販売を行っています。ファーストクラスやビジネスクラスに搭載されるプレミアムシートに特化し、高い快適性・機能性・デザイン性を追求した製品が評価され、国内外の主要なエアラインを主な顧客としています。

現在はシート事業の開発を伴う受注を一時的に凍結し、ジャムコの主力である航空機内装品事業に開発人財と生産キャパシティを集約しています。

航空機器等製造関連

航空機搭載機器（熱交換器等）、炭素繊維構造部材、航空機エンジン部品を主体とした製品製造と販売を行っています。島津製作所やIHIなどの国内航空機器・機体・エンジンメーカー、エアバスなどの航空機メーカーが主な顧客です。

航空機整備等関連

リージョナル機、中小型飛行機、ヘリコプターなどの機体整備及び改造、これら航空機に搭載される装備品の修理、並びに航空機用部品の販売などを行っています。国内エアライン、防衛省、海上保安庁、警視庁及び各道府県警察等の官公庁を主な顧客としています。

ジャムコは、グループ全体のビジョンとして「JAMCO Vision 2030」を掲げ、具体的な4つの経営戦略を打ち出し活動しています。

全社事業戦略

「技術力と品質」に磨きをかけ、社内の知見を融合・進化させて新たな付加価値を創造するとともに、全社的な業務プロセス改革で経営効率化を図り事業環境の変化に耐え得る経営基盤を構築する方針です。

成長戦略

新たなモビリティ事業を含む事業領域の拡大、持続可能な社会の実現に貢献できる事業へ参画するとともに、中長期的な成長性に基づいて事業ポートフォリオへの投資と改革を実行する方針です。

営業戦略

総合力を結集してグローバルな展開を推進するとともに、市場ニーズを先取りしてマーケティングを行い、ESG／SDGsの実現に貢献する製品やサービスを提案する方針です。

技術戦略

独自技術を最新技術と共に進化させ、先端技術を活用できる製品・サービスの開発を進め、次世代航空機及び次世代モビリティ関連に向けて技術革新を実現する方針です。

ジャムコは、資金調達チャネルの多様化、投資家とのコミュニケーション強化を図るためにFundsにご参画いただきました。投資家の皆様へのメッセージを下記に掲載しています。ぜひご確認ください。

ジャムコは創業以来、航空機分野の事業を手掛けており、現在ではグローバルニッチトップの企業として製品を提供しています。今回Fundsを通じて、旅客との接点をもつ機会を創出することに加え、当社が展開する事 ...

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