フェイスネットワークファンド#4

東証プライム市場に上場する株式会社フェイスネットワーク（証券コード：3489、以下フェイスネットワーク社）は、東京の城南3区（世田谷区、目黒区、渋谷区）を中心に、投資用の新築一棟マンションおよび中古一棟ビルリノベーションを顧客に販売する不動産投資支援事業を展開しています。

また、不動産オーナーが所有する不動産および、同社が所有する不動産の管理運営（プロパティ・マネジメント）を行う不動産マネジメント事業も展開しています。

売上高は過去最高となる209億円超を更新

2023年3月期の業績は、売上高209億6800万円、営業利益25億1800万円、経常利益23億100万円、当期純利益15億9300万円でした。売上高は過去最高を更新し、段階利益は2期連続で過去最高を更新しています。

不動産投資支援事業は売上高202億6000万円、セグメント利益24億1700万円であり、不動産マネジメント事業は売上高7億800万円、セグメント利益1億円でした。フェイスネットワーク社が開発した物件の一棟当たり平均販売単価は7億1200万円となり、前期に比べて24.6%の増加となっています。

2024年3月期通期の業績は、売上高270億円、営業利益33億円、経常利益30億円、当期純利益20億円と予想されています（2023年5月15日現在）。

フェイスネットワーク社は、既に発表していた中期経営計画「NEXT VISION 2025」の計画初年度である2023年3月期の業績において、各段階利益が2期前倒しで達成できたことから、新たに持続的な成長の指針として、2024年3月期を初年度とした中期経営計画「NEXT VISION2026」を発表しました。その中でフェイスネットワーク社は、4つの基本方針を掲げています。

• 市場ニーズに合致した不動産商品の開発・事業展開による新たな顧客層の獲得開発

• 物件の大型化と物件価値の最大化による収益力の更なる向上

• 持続的な成長を反映した株主還元強化

• 持続可能な経営基盤の構築

フェイスネットワーク社は中長期的な業績向上に向けた具体的な施策として、開発物件規模を大型化し、2023年3月期竣工物件の平均販売価格7億1200万円を、2026年3月期には12億5000万円に引き上げます。

また、高級レジデンスの開発に取り組み、より物件価値が高く、1棟当たりの収益性向上が見込める物件開発を推進させる計画です。

企業の成長に合わせた株主還元強化へ

さらに、不動産STを展開するHush DasH Holdings株式会社との資本提携による不動産ST分野への参入、創業以来90年の歴史を持ち、高い施工技術を有する株式会社岩本組を子会社化するなど、新たな顧客層の開拓や物件価値の更なる向上への取り組みを推進していく方針です。

フェイスネットワーク社はこれらの施策に取り組み、掲げた計画を達成することで、配当方針に新たに盛り込んだ定量的な数値目標である配当性向35%以上の配当を実施し、適正な利益還元による株主還元の強化を推進していく方針を掲げています。

フェイスネットワーク社の安定的な成長を支えているのは、自社ブランド新築一棟マンション「GranDuo」シリーズです。今回集められた資金は「GranDuo」シリーズを含む一般事業資金に充てられます。

「GranDuo」シリーズは、デザイン性と居住性の両立をコンセプトとしています。家賃は10～20万円、1R～1LDKを中心とした多彩なプランを展開し、入居者層として20代〜40代の女性を主なターゲットとしています。

「GranDuo」シリーズでは、RC（鉄筋コンクリート）造、スタイリッシュなデザイン、エントランスのオートロックやディンプルキーの採用といったセキュリティ機能など、フェイスネットワーク社が入居者の目線に立って厳選した機能・デザイン・設備を兼ね備えています。

▼実際の竣工実績

フェイスネットワーク社は、資金調達チャネルの多様化、投資家とのコミュニケーション強化を図るためにFundsにご参画いただきました。投資家の皆様へのメッセージを下記に掲載しています。ぜひご確認ください。

当社は2001年の設立以来、新築一棟RCマンション「GranDuo（グランデュオ）」を城南3区エリア（世田谷区・目黒区・渋谷区）で217棟手掛けてきました。（2021年3月31日現在） Fundsでは ...

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リスク

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